前回に引き続き、分散バージョン管理ソフトの話です。
最初は Linux の Kernel ソースのバージョン管理にも使われている git を使ってみました。
Ruby界隈で流行っているみたいで、Ruby on Railsのバージョン管理にも使われているようです。
ちょっと使ってみたところ、
git は Windows 環境だとなかなか厳しい感じです('A`)
- CRLFの扱いが変(diffとか)
- cygwin版での文字コードがらみ(日本語ファイル名が×)
- TortoiseSVNみたいなGUIツールがないので人に勧めにくい
などなど、細かいところは大分解決できましたが
本番環境で使うにはかなり問題があります。
GUIで履歴表示する gitk とかは結構、見やすいんですけどね。
(記事上の画像はgitkです)
gitのすごくよい点としては
Subversion からの変換や相互運用の簡単さみたいで
git svn なんてコマンドが用意されてます。
Subversion対応しかないGoogle Code Projectでgitを使おう、なんていう記事もありました。
まーつまり、Subversionのリポジトリ(ソースコードの倉庫)から
git に引っ張ってきて(pull相当)、
git で編集して(コミット)、
また Subversion のリポジトリにもどす!(push相当)
みたいなことが簡単にできるようです。
gitに関するトラブルやTipsなどは、wikiにまとめておきました。
でも今はMercurialに移行中なので、あまり更新されないかも ^^;
Unixで使うにはすごくよさそうなツールなんですけどねえ。
■リポジトリホスティングgithub
実はgitには、 github
なんていうリポジトリを貸してくれるサービスがあります。
オープンソースプロジェクトのような公開プロジェクトの場合、
現在は100MBまで無料で利用できます。
これがどうも界隈で git の火付け役になっているみたいです。
Ruby界隈その他ではかなり使われているみたい。
また、githubの面白い試みに、Gist
というソースコード貼り付けサービスがあります。
単一のソースコードを貼り付けられる系のwebサービスで、
それをgitでバージョン管理してくれるというものです。
webサービスですが、コマンドラインからでも管理できるとか……。
gistに貼り付けてみたサンプルはこちら
gitstに貼り付けたコードをblogなどに埋め込むこともできるとか。
実は自分もgithubを、ちょこちょこと使ってみています。
Delphiのexeをバンバンコミットしてpushしていると、
100MBだとすぐに一杯になりそうに感じました ^^;;
■他にもgitのリポジトリホスティングはあるよ
githubの他にもgitのホスティングサービスはあるようです。
-
Assembla
プロジェクト数無制限。200MB。svn,Mercurialにも対応。Trac,wikiつき。 -
Unfuddle
プロジェクト数1つ。200MB。svnにも対応。 -
Rubyforge
※Ruby用です。最近 git 対応になった。
githubの影響かいろいろなところがgit対応になってきてますね。
sourceforgeもそのうち対応するんじゃないんだろうか?
■次回は……
次回は、別の分散バージョン管理ソフト、
その3 Mercurial編です。
■参考リンク
-
Git - Fast Version Control System
git公式サイト -
Git - Wikipedia
Wikipediaで歴史などを参照できます。 -
git - TOBY SOFT wiki
Windows上で自分の遭遇したgitのトラブル、Tips等をまとめています。 -
Your Dashboard — GitHub
gitリポジトリのホスティング・サービス -
Gist — GitHub
ソースコピペ・サービス -
Accelerating Software Development | Assembla
プロジェクト数無制限。200MB。svn,Mercurialにも対応。Trac,wikiつき。 -
Unfuddle: Subversion Hosting, Git Hosting, Bug and Issue Tracking
プロジェクト数1つ。200MB。svnにも対応。 -
RubyForge: Welcome
Ruby用のホスティングサービス。最近 git 対応になった。
カテゴリ: [ 開発 ]